

季刊情報誌「なかま」2020年[冬の号]132 WINTER特集
大雪時のトラブルや 必要な対策についてご紹介します。

茨城県でも年に数回は降雪があり、積もるときもあります。雪が降る前の準備や、雪道での運転で心がけ ることを、ここでおさらいしておきましょう。
雪の予報が出たらワイパーのアームを上げる。
フロントガラスに積もった雪をワイパーで除去しようとすると、部品を傷める原因になります。また、ワイパーが凍り付いて動かない場合もあります。雪が降る前にワイパーのアームを上げておくと良いでしょう。※ワイパーがボンネット内に格納されるタイプの場合は、取扱説明書をご覧ください。
ノーマルタイヤなら、雪が降ったら出かけない。
雪が積もったらノーマルタイヤで出かけるのは絶対にやめましょう。雪が止んで晴れていて も、日陰の道路は凍結している場合もありま す。 スタッドレスタイヤでも過信は禁物です。
出かける前に、車に積もった雪を除去する。
屋根に積もった雪がブレーキをかけた際にフロントガラスに落ちると視界が遮られて大変危険です。クルマも雪下ろしをしてから出かけましょう。
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【JAF Channel】危険予知トレーニング雪道 住宅街編 その1

雪道で車がスタックした場合
クルマがスタックした際は、細かいアクセルとバックを繰り返してタイヤ付近の雪を固め、タイヤが雪を掴みやすい状態にしてあげると良いでしょう。ただし、脱輪や道路から外れて転落したり林に突っ込んだ場合は決して無理をせず、JAFのロードサービスなどに救助を依頼しましょう。
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【JAF Channel】走れても止まれない、雪道のノーマルタイヤ
雪道での運転の注意点
雪道ではスリップの危険性があるため、急な車線変更や急ブレーキなど、「急」のつく動作は禁物。前の車との車間距離を普段より多めに取ったり、アクセルは徐々に踏み込んでゆっくり発進したりするのも重要です。時間に余裕を持ち、落ち着いて運転するよう心がけましょう。
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